おせち作りに挑戦して彼にアピールする筈が、黒豆に砂糖を入れ忘れて大失敗!

現在26歳の専業主婦です。数年前、結婚する以前におせち作りに挑戦したことがあります。その頃、私は看護師をしており、実家の隣市で一人暮らしをしていました。盆も正月もないような職種のため、毎年おせちを食べることもなく仕事に追われていましたが、後輩が入ったことで、その年は年末年始の仕事が連休となっていました。

初挑戦のおせち作りは失敗を避けるため、伊達巻など簡単な4品に厳選

私は当時、付き合っていた彼氏に女子力をアピールすべく「今年はおせちを作るよ♪出来上がったら差し入れするね」とメールしてからおせち作りを開始しました。普段も自炊していましたが、料理が得意なわけではなく、おせち作りの経験もないので図書館で本を借りて作り方を調べました。

そして、簡単そうな「なます」「伊達巻」「黒豆」「栗きんとん」の4種類のおせちを作ることに決めました。しかし、スーパーに食材を買いに行ってみると、材料費が意外と高いことに気付きました。

栗や豆などは1〜2人前には明らかに多すぎる量でしか売っていませんし、裏ごし用の網や伊達巻を巻くための道具も買わなければならず、合計すると5,000円以上になりました。それでも彼氏に宣言してしまった以上は後に引けず、お正月だからと自分をごまかして購入しました。

おせち作りは大失敗、硬くて味がない大量の黒豆が完成

いざ作り始めると、どの料理も思っていたより時間も手間もかかることに気づきました。中でも黒豆が厄介でした。一人暮らしで圧力鍋もない中、長時間煮込めば柔らかくなるだろうと考えて3〜4時間ひたすら煮込みましたが、豆はまったく柔らかくなりません。いつまでも芯が残っていて、薄皮は破れてシワシワになっていくし本当に悲惨な出来栄えでした。

更には砂糖を入れ忘れ、味のない黒い硬い塊が大量に出来てしまいました。なますや伊達巻は無事に作り上げましたが、当初の予想通り量がものすごく多くて、4人前くらい出来上がってしまいました。

栗きんとんに関しては、なます・伊達巻・黒豆作りで疲れ切ってしまい、作る気すら起きず、買ってきた栗の甘露煮をそのまま食べて終わりました。

【おせちは家族で囲むもの】失敗作を1人で食べながら痛感

彼氏には「急遽、仕事が入っちゃっておせちは作れなかった」と嘘をついて、何とかごまかしました。結局、その年は大量に作ってしまったなますや黒豆、伊達巻の消費に追われてお正月が終わりました。考えてみればどうせ5,000円を支払うなら、一人用のおせちを買ったほうが豪勢でした。

それに、おせちは家族で囲むもので、一人暮らしには向かないことも実感しました。現在は結婚し、家族でおせちを囲むようになりました。でも、独身時代におせち作りを失敗してから挑戦する気は起きず、いつも購入して食べています。特に黒豆は絶対に市販のほうが美味しいと今も思っています。